かみたかトラトラ日記

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zoom RSS 幸せの代償

<<   作成日時 : 2006/09/12 02:51   >>

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先輩の奥様が無くなった。
まだ若く、突然の出来事で驚きを隠しきれない。

告別式で喪主として先輩は気丈に挨拶をしたのだが、最後は声にならなかった。
私は彼の顔を見ることが出来なかった。そして涙を流すことしか出来なかった。

もともと身体が丈夫な方ではなかったようだ。
実は彼の子供がある競技で全国クラスの成績を収めており、家族をあげてサポートをしていたようである。母親となれば健康管理を初め、いろいろなところでもの凄く支えになっていたのであろう。

その家族の努力もあって先月の大会では見事優勝という素晴らしい結果を残した。その喜びはおそらく私の想像を超えていたと思われる。優勝したのは本人だが家族みんなで勝ち取った勝利。とても素晴らしい話である。

しかし、なんとその歓喜の瞬間の2日後に奥様は倒れた。
先輩は仕事を休み、付きっ切りで看病したのだがその甲斐なく最悪の結末となってしまったのである。

人生は残酷・・・。そんな簡単で単純な言葉では表せない程、いたたまれなく思う。
仮に、仮にではあるが、息子の競技のために心労を注いだ結果であるとしたら・・・。
そうでなかったとしても彼の息子がそう感じてしまったとしたら・・・。今後の競技人生に影響が無いことをただ祈ることしか出来ない。

最高の瞬間の代償として訪れた最悪の事態。
何のためにみんな一生懸命生きているのだろう。
一度は出した結論にもう一度疑問を投げかけざるを得ない自分がいた。

彼らが本当に欲しかったものはなんだったのだろう。
頂点を掴み未来に道を開いた栄光の瞬間だろうか。
それとも平穏で幸せな日常であろうか。

愚問であることは承知の上である。
ただ、憤りを隠すことができない。みんな、必死に生きている。真剣に生きている。それはみんなが幸せに、楽しく生きていきたいと願うその想いを持っているからこそである。
みんながそう想い、願っているのに何故実現しないのか。不条理であり理不尽な私たちの運命を恨みさえする。しかし・・・。


ひとは道を選択することは出来ても結果を選択することは出来ない。
どの道がどの結果に結びついているかなんて誰も知る由はない。

そうであるならば今決めた道を歩いていくしかない。

そして今を大切に生きていくしかない。

結末がどうであれ、その過程における楽しかった瞬間の積み重ねを大事にしていくしかない。

自分なりに出した結論。わだかまりが完全に消えたわけではないが、そう信じて前に進むことにした。



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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
なんか・・・読んでいて涙が出そうになった(@_@。

私の周囲でもちょくちょくあるよ・・・。
本当に「人生って残酷」だって感じること。
だから極言すれば「生きているだけでも幸せ」なのかもしれない。

明日のことなんて誰にもわからない。
明日自分がどうなるのかもわからない。
それだったらかみたかさんのおっしゃる通り、
今を大切に、悔いのないように生きていくしかないよね。

最後に。先輩の奥様のご冥福をお祈りいたします。
そして時間はかかるでしょうが、
かみたかさんの先輩と子供さんが
立ち直れられますように、願ってやみません。



コマちん
URL
2006/09/12 04:55
コマちんさん

コメントありがとうございます。

本当にやりきれない想いでした。
幸せってなんだろう。でもそれは誰にもわからない…。

だから「生きているだけでも幸せ」なのかもしれないですね。

幸せになりたいと願ってもなかなかそうならないこの世の中。
コマちんさんや僕の周りのひとたちがずっと笑顔でいられるように…そのために少しでも力になりたいと思っています。

かみたか
URL
2006/09/12 23:11
 悔いがなかった、ということはないのかも知れませんが、子供さんの晴れ姿の見られたし、それなりに幸せな人生だったと思って天に召されたことを祈るしかありません。
桃色行政書士やなぎ
URL
2006/09/13 17:30
やなぎさん

他人の私があれこれ言えませんが、私もやなぎさんと同じように思います。そう信じて祈る以外に私にできることはありません。
かみたか
URL
2006/09/14 00:55
こんにちは。
先日コメントしたのですが、メンテナンス中で受け付けてもらえませんでした。(涙)
この記事を読んでいろいろ考えさせられてしまいましたよ。
大事な奥様、母を亡くされた御家族にお悔やみの言葉もなんて言ってよいのやら・・・。
うちの旦那も学生時代に母親を亡くしています。
父親は新しい奥様を迎えて大分で暮らしているために、ほとんど交流がありません。
今の家族を大事にしてくれているのは、そういうこともあるのだと秘かに思っています。
辛い試練だとは思いますが、きっと残された家族で乗り越えてくれるものと願ってやみません。
マシャ
URL
2006/09/17 17:52
マシャさん

せっかくコメントを頂戴しておりましたのに失礼をいたしました。

私も今回の出来事はいろいろと考えさせられました。
今ある日常を「幸せ」と思うことの大切さ…。口では何度も言ってきたことですが改めてそのことを現実のこととして受け止められました。

そして本件とは関係ありませんが、誰もが笑顔の裏に隠している複雑な事情があるということも。

「普通」の幸せを得るということがどれだけ難しいのか。そればかり考えていた一週間でした。
「当たり前」な事をどう感じるかはその人の感じ方次第だと思います。同じ事柄であっても私は「幸せである」と感じられるようになっていきたいと思いました。
かみたか
URL
2006/09/18 01:31

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